学校物語 第一話 作:kana
♪飛び立とう未来信じて♪
今卒業式の練習をしている。なんとなくさびしいようなそんな気持ち。
なんとなくきょろきょろする。
先生「こらっ!!美紀さん!!」
美紀「す・・すいません・・・」
あ〜あ。怒られちゃった。
ー10日後・・・
今日は卒業式。終わったら逃げるように家に帰った。
あれ??なんか家の中が騒がしい・・・
「美紀〜ちょっと来て!!」
お母さんだ。なんだろう・・・
「なに〜??」
「お父さんが転勤だって。田舎の工場に移るらしいよ。だからお引越しするよ〜」
「えぇ!?」
い・・いきなり!?何この展開!!
引っ越すのは栃木県の那須。かなりいいところだって言うけど、よくわからない。
ー次の日
もう引越しのトラックがきた。
荷物を積んで、車に乗り込み、那須へ向かった。
ー4時間後
「ついたよ〜!!」
という声で目が覚めた。眠ってたみたい。
「うわ〜」
かなりの田舎だった。近くに小川があるし、道も舗装されてないじゃり道だった。
「今度からあんたが行く中学校は○×中よ。歩いて5分ぐらいかな?」
ー入学式
とうとうこの日が来た。式が終わると教室に行き自己紹介をした。といっても、だいたいの人はお互いのことを知ってるみたい。
○×小からきた△□です。
と、自己紹介がつづく。
ほとんどの人が同じ学校からきたみたい。
つぎは私の番だ。
「○△小からきた市川美紀です。よろしくおねがいします。」
ザワッと教室がざわめく。
「きいたことないい学校だぞ」
「もしかして他のとこからきたのかしら。」
そんなささやき声が聞こえる。まっ気にしなくていいか♪
あれ??一人の女の子がこっちをみてる。あの人は確か河野(こうの)さん??
ー放課後
「市川さん」
「あっ河野さん」
「美穂(みほ)ってよんで。」
「じゃあ私も美紀ってよんで!」
「ともだちになろっ」
「うん!」
コメント
3点 ヨワモノ 2009/11/25 22:24
何これ。
なんていうタイミングなんだ。
卒業式が終わったら、すぐに引っ越しって。
しかも、引っ越しも急過ぎるよ。
しかし、知らないのも当然だよね。
だって、中学って、普通は決められた校区の中で行くもんだからね。
次回作に期待します。
最近、学校系の話が増えましたね。
kana 2009/11/26 16:46
ありがとうございます♪