ほんとうの平和 　作：アイルー

平和って何？
平和って、人が楽しいこと？
平和って、みんなが笑顔って事？
平和って、本当にいい物？
平和って、戦争無しで作れる物？

私たちはいつも戦争を拒否していた。
戦争が怖かったから
戦争が恐ろしかったから
戦争が嫌だったから
平和になりたかったから

でも・・・。

本当にそれだけ？
怖い、恐ろしい、嫌・・・。そんなのは当たり前。
本当の平和って何？

武器を取らないこと？
それとも、嘘をつかないこと？
誰一人困った人がいないってこと？

そんなことは不可能。
武器を取らない？
「武器」があるから、「戦争」があるから平和が対となる存在として存在してるんでしょ？
嘘をつかない？
「嘘」をつくから、平和に憧れを抱き、そして求めるんでしょ？
誰一人困らない？
「誰かが困る」から、今あなたは得をしてるんでしょう？

今は平和？
そんなわけない。
さんざん「武器を捨てろ」「平和だ」等と謳っておきながら、結局今の平和は「核抑止」によ
って作られた、一時的な物。

核を持たない？
バカげている。
今の世界では、核は持ってないと殺される。
たとえアメリカの核の傘に入っていようと、意味なんてない。
いつ、誰が裏切るかわからない。

ソ連が東京に核を落とした。
さあ、それでアメリカが核を撃ってくれるか？
撃ってくれるわけがない。
「何故、たかが別国、赤の他人の為に我が家の兵器を使わなければ行けないんだ？」
誰だってそう思う。

本当の平和とは、誰もがある程度の生活が出来、そして共に歩むことなのかも知れない。
「平和」この言葉を簡単に使っているが、その真理を考えたことがありますか？
私はいつも考えてます。

この国は脆い。
だからこそ、人間が大切にしなくてはいけないのです。
「平和は自分から歩いてこない。お互い歩み寄るしかないのだ」―――


いかがでしたか？
これは私の意志です。
皆様とは意見が食い違うかも知れませんが、良かったらコメントよろしくお願いします