鉄道経営物語 第1話 高校から大学へ 作:ヨワモノ
この物語の主人公は股田事故田という一人の社員の話だ。(股田 事故田の読みは、マタダ ジコダになる。この人は、ニコニコ動画やユーチューブにも動画がある股尾前科のいとこである。)
この人は、高校まではいい所へ入れたが、高校入試に受かった途端、遊び出し、高校は無事出れたが、大学が厳しく、結局落ちて、地道にバイトをしてお金を稼ぐことを考えた。
しかも、遊びだしたのは鉄道模型だ。ちっちゃい頃から鉄道が大好きで、爺婆の家に遊びに行ったときも、必ずと言っていいほど買ってもらっており、2歳ぐらいの時にはプラレールも買ってもらっていた。親にももちろん毎月車両を買ってもらっていた。
そんな人が、高校に入学して遊び出した訳は、意外な所にある。
それは、高校が、鉄道会社が推薦する高校であった。ここに入れば鉄道会社に慣れると思った。そして、入学すると、列車が曲がるときに起こる現象(遠心力)やブレーキの空走距離などが必要ということが知らされ、買ってもらっていた鉄道模型で確かめていた。
また、買ってもらう最初はいろんなレールや情景部品が入ったセットを買ってもらっているために、レールは当然ある。このレールを使って試していた。そして、カメラつき車両も買ってもらい、そのついでにテレビを買ってもらったくらいだ。
このお陰で、大学には落ち、バイトを続けながら鉄道会社に履歴書などを送り続けながら毎日を過ごしていた。
すると、ある日突然、一通の手紙が届いた。其の宛名は、JR西日本だった。主人公はその場で駆け回り、騒いで喜んだ。そして親にも手紙を見せ、ほめられた。
次の面接に向け、いうことを考えた。面接では、自分の通った学校、特技、自慢できること、目標にする役職などを問われる。特技は、JR西日本関西ネットワークの駅名(大阪、京都など)をすべていえることだ。
股田事故田は、このように面接文を考えた。
「僕の名前は股田事故田(マタダジコダ)です。自分は、○○市立○○小学校、○○市立○○中学校と出て、鉄道会社に推薦される高校に行きました。特技は、JR西日本の関西ネットワークの駅名を全て言えることで、自慢出来ることは鉄道模型が好きなことです。将来なりたい役職は運転士ですよろしくお願いします。」
と言う文だ。ついに本番だ。今日は一人しかいない。ラッキーだ。電車で来たのだが、其の途中も覚えていた。また、音声録音機にも入れていたので、聴きながら覚え、練習した。
面接は、クリア。これで晴れて鉄道会社に入社できることになる。入社試験はないので、スマートに入れた。
次回は、入社式から先をUPします。
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