鉄道経営物語 第2話 入社決定! 作:ヨワモノ
股田事故田は、JR西日本との面談に成功し、後は面談の結果を郵送で送られるのを待つだけだ。
すると、郵便のバイクの音がして、国鉄(JR)からの手紙だと思った。窓を見て、来るのを見ていたら、家の前で止まった。ポストに入れずにインターホンを押した。
郵便局の人は手渡しで渡してくれた。ハンコももちろん押した。そして、渡されるときに、「新たな仕事、頑張ってね」といわれてしまった。そして、次のところに行ってしまった。
家の中に戻って、封筒の中を見ると、入社式のお知らせが入ってて、小躍りした。入社式は4月7日、大阪支部のホールで行われる。
股田事故田は、大阪の区内に住むため(東淀川区)、大阪支部に入社できるのだ。でも、もちろん他の支部などにも行けるが、入社資格は、関西ネットワークにあるので、西は兵庫県、南は和歌山県、東は三重県と滋賀県、北は京都府で、大阪府は其の中野中心になっている。
入社式の前には、会社の印章を受け取ったり、制服を頼んだりしないといけない。印象は会社からもらえるのでタダだが、制服には思いっきりお金がいる。制服代だけ出してもらい、給料で少しずつ返していくという。
入社式の会社には鉄道を使わなければならない。股田事故田の家は新大阪駅と東淀川駅の間で、この間は歩いたほうが早く駅に着き、お金も少しだけ安いので、新大阪駅から乗る。京都に行くときは東淀川駅から乗る。
入社式の後、各駅に派遣された。股田事故田は、東淀川駅に派遣された。でも、家が近いのもあって、仮眠せずに家に帰ったほうが食事も取れるので、しっかり社長と話も済ませた。
東淀川駅は、新大阪駅開業前に作られた。東淀川駅は、東淀川区に住む人のために、国鉄が東海道本線上に作ったのが始まりである。でも、その後、東海道山陽新幹線が開業し、東淀川駅から700メートルぐらいしかなく、新幹線だと1編成止まると車両内で移動できるらしい。
また、地下鉄今里筋線も、終点を東淀川区に作り、新大阪駅へ連絡するとも言われているし、おおさか東線も東淀川区に駅を作り、吹田も回って新大阪駅に行けるというのも考えられており、東淀川駅は廃止寸前の駅でもあるが、東淀川駅に停車させれば廃止はなくなり、最発展も期待できる。
駅員の仕事は、駅の中で仕事をこなすだけでなく、外の清掃活動にも力を入れる。特に、股田事故田は、近所の清掃活動があると、制服で清掃活動に行き、仲間も誘う。
これで、駅員も楽にこなセルである。
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