注意!!警告!!爆破注意!![1]「プロローグ」 作:ともろ
そのとき僕は急いでいた。
早くしないと塾に遅れる!
最近何もかもうまくいっていない。
仲の良かった友達には裏切られてしまった。
勉強も小学ではついていけたが中学生になってからついていけなくなってしまった。
期末テストの結果を見た親は僕を幼稚園から続けていた大好きなサッカーをやめさせ、塾に入れた。
それで今日がその塾の1日目だ。
1日目から遅れるわけにはいかない。
塾前の大通りを渡ろうとすると、そこの信号が青になった。
「ラッキー!」
そう思いながら横断歩道を渡った瞬間――――――――――、
ガツン!
何かにぶつかって宙に浮いた感じがした。
そしてそのままどさっと落ちる音が聞こえた。
その瞬間僕に意識が遠くなるのを感じた。
ああ、僕事故って死んだな。
そう思った。
「誰か救急車を呼んで!!」
そういう声が聞こえたけど僕は意識を失ってしまった。
そういえば名前をいっていなかったね。
僕の名前は東裕二(ひがしゆうじ)。生きていたときは中学1年生だった。
そのとき僕は知っていなかった。
僕は今からとてつもない冒険することを――――――――――。
コメント
1点 sisanan 2011/03/19 19:08
「早くしないと塾に遅れるからだ。
思い起こせば最近何もかもうまくいっていない。」
の方が良いかと。
あと、「その瞬間〜感じた。」を無くして
「そう思った。」を「遠のいていく意識の中で僕はそう思った」
にしたら?