描写が足りない小説 【1】 作:兎神
今日はいつもより少し蒸し暑かった。
いつも通りに学校が終わり家に帰ると、メールが来ていることに気がつき、それを確認する。
知らない人からのメールだった。 内容は一言「おかえり」と書いてあるだけだ。
しかし、カーソルがある事に気がつき、下へ進む。
一番下にはURLがある。 変なサイトに飛ぶんじゃないのか、と不安になって携帯をとじる。
疲れが溜まっていたのか、眠たくなってきたのでベットに寝転がり、そのまま眠りについた。
「………ん」
起きた時には部屋は暗く、窓の外も暗くなっていた。
起き上がった時にお腹が空いている事に気がついたので、部屋にある冷蔵庫から飲むゼリーを取り出し飲む。
ゴクゴクゴクと咽から聞こえてくる音は意外と大きく聞こえてくる。
飲み終わった缶をゴミ箱に捨てて一息つく。
……………………。
少しの間、ボーっとしていたが部屋の電気を点けていない事に気がつき、電気を点ける。
目が暗さに慣れていたせいか、明かりがとても眩しくて目を瞑った。
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