TDK第一話 作:hiroki
こちら、TDK(トレイン・大好き・クラブ)。
これは、小学生だけで電車のたびをするクラブ。
メンバーは、光之助、大樹、宏志の三人。
今日は、大宮にある「鉄道博物館」へ行く。
一応、このクラブをたちあげたT会社の社長、大助も行く。
この会社の最寄り駅、品川から新幹線を二つ乗り継いで、大宮へ行く。
「めっちゃ楽しみやな〜」
と大樹が言うと、
「そうだね〜」
と宏志も言い返した。
光之助は、緊張のせいか、あまりしゃべらない。
そして、品川に着いた。
光之助は、(広い!)と思った。
そして、切符を買おうとしたときに、事件が起きた。
ある人が、僕たちに聞いてきた。
「すいません!話を聞いてくれませんか?」
と言った。
僕たちは、鉄道が好きなのだから、助けてならなくては、と誰もが思った。
「はい、なんでしょうか?」
大樹がいった。
「私のおばあちゃん、今日で外国へ引っ越してしまうんです。それで、今日、おばあちゃんと、しょうもないことでけんかしてしまったんです。
それで、お父さんが、『一緒に見送りしようか』と言ったんですが、私、きっぱりと断ってしまったのです。
それで、謝りたくなって、ここ品川駅まで来たんですが、その後どうすればいいのか・・・・」
そのことを言ったら、徐々に涙があふれた。
(これはやばい!)と、みんな思ったのかもしれない。
すると、光之助がいった。
「おばあちゃん、どこの空港で飛行機に乗るか分かる?」
「成田空港から乗ります・・・」
「そこまで、何で行くかわかる?」
「新幹線と特急電車で行きます・・・」
「新幹線どこから乗るか分かる?」
「おばあちゃんの別荘がある小田原からです・・・」
すると、光之助は思った。
小田原に止まる新幹線は、一部のひかり号とこだま号しかない。
これらの新幹線から、おばあちゃんが乗ってる新幹線を探せばいいんだ!!
運よく、光之助は時刻表を持っていた。
この時刻表を使って、新幹線をさがせばいいのか!!
第二話へつづく
コメント
1点 アイシス 2011/08/23 14:48
急展開杉ワロタ
とりあへず支援