普通の学校　第1話「中学生活�@」 　作：ヨワモノ

僕は、壁山。
今日から、晴れて私立中学の生徒になった。
塾にも行くといわず、通信教育もせずに、受験し、受かったのである、
学校は、自宅から、鉄道に乗って5駅目と、程遠い。いつもは見られない風景が見られるのもいいんだという。
学校に入ると、まずは、入学証明書を出す。すると、クラスを教えてくれて、其の教室に向かった。
教室に入ると、見たことのない人がいた。それも当然、わざわざ私立中に行ったのだから。公立なら、みんなと一緒だったのにと思う。
チャイムが鳴り、担任が入ってきた。そのとき、偶然となりになった人が寝ていた。その人を見た瞬間、先生は、僕に対して、
「そこの人、ええっと、壁山君、寝ている人を起こしてくれる？」
と言ったので、僕は、寝ている人の頭を叩いた。教室じゅうに木魚を叩いたような音が響いた。それでも起きない。
それに怒った先生は、直接、顔を持ち上げた。すると、
「やっぱり、寝た振りか」
と、呟くと、寝ていた人は、
「あちゃ〜、ばれたか。」
と言った。
そして、入学式会場の体育館へ向かった。
入学式では、今年は９０名もの人が入学したといっており、丁度３０人クラスだ。
入学式が終わり、教室へ戻ると、教科書などを配られた。
配られた教科書は、国語・数学・理科・社会・英語・音楽・美術・技術・家庭科・保健体育の１０冊だ。でも、１冊が重いので、帰りは、座って帰る事にした。
そして、家に帰った。



初めての授業が始まった。初日から、国語・数学・理科・社会・英語・技術があった。とても辛かった。
最初は英語。英語の教科書を忘れている人が多く、先生も、やる予定のことを変更してくれた。
他の教科も忘れている人が多く、その他の教科も、教科書なしでできることをした。
お昼は、校内食堂で食べる。今日は、冷しゃぶセットを食べ、１０００円使った。
そして、帰った。

次の日は、音楽・家庭科・美術・保険・体育の５教科だ。ある人の中には、体操服と財布のみ持ってきている人がいた。とてもふざけていると思った。

其の次の日は、国語・数学・理科・社会の新入生テストが行われ、英語のどれだけ知っているかを見抜くテストがあった。
壁山は、社会と英語が大の苦手だと言うのだから、もうドキドキしていた。でも、受験に受かったのだから、解けた。それでも英語はほとんどと言っていいほどできなかった。
この日から、弁当を持ってくることが出来るので、作ってきた。

そして、一ヶ月経った５月２０日、初めての参観があった。
参観は、今度合宿で行く（らしい）白浜のプレゼンテーションで、各グループでまとめて発表する。



＜あとがき＞
この話の主人公は壁山。
イナズマイレブンのメイン校、雷門中を私立校として出しています。
クラスメイトなどは、またいつかお話します。

そして、この話を書くヨワモノです。
実は、イナズマイレブンには殆ど興味はありませんが、弟達が興味あり、聴いていると、この話を思いつきました。
いつか、僕もゲスト出演するかもしれませんので、乞うご期待です！