中学一年の思い2 判断  作:モノ

自分の判断は正しかったのだろうか。

授業が終わり、またアイツ等がやってくると思っていたら
気の弱そうな奴に集っていた。
どうやら自分が無反応だったため、相手を変えたのだろう。
殴ったり、携帯電話で写真を撮ったりしていた。明らかに嫌がっている。
弱々しく言い返すもアイツ等は、その声を録音し何度も再生している。
呆れた。中学になったからと携帯電話を買い与える親も、そんなことをやって楽しんでる奴もだ。
明らかに嫌がってる奴を攻撃するのは駄目だと思い、読んでいた本を机の上に置く。
気の弱い奴は下を向き、アイツ等は写真を撮る。
弱々しくだが「彼」は助けを呼んだ。
自分が動くにはそれで十分だった。
よく、助けを求められたら助けろと言われていた。自分はそれで動いていた。

最初「彼」は驚いていた。
さっきまでイタズラをしていた相手が助けたのだ。
自分はそれは関係ない、困っているか、無いかで決めた。と言った。
きれいごとと思われたかも知れないが、実際そうなのだ。
だが、自分の判断は正しかったのか。
他人のためとはいえ人を殴ってしまった。
奴等はこの時自分に何もしていない。
なのに殴った。
この行動は良かったのだろうか?


コメント

モノ 2012/02/28 21:51
取り合えず続きです。何かあったら言ってください。

3点 たかりゅ 2012/04/28 23:14
なんか中学生って感じが出てていいですね!
逆に気の弱い奴バージョンとかはどうですかね?

モノ 2012/05/01 07:37
分かりましたやってみます

3点 ハロー 2012/07/13 18:48
ほうほう、面白いですな〜


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