情けない英雄  作:たかりゅ

「ガバッ」
・・・まただ・・・
ここ最近ぴったり5時50分に起きるようになっちまった、しかも二度寝ができねぇし、かといってこんな時間に起きてもすることがねぇ。

俺は比嘉 柳太(ひが りゅうた)
どこにでもいる中学三年生、勉強ができるわけでもなく運動ができるわけでもなく、かといって趣味も、性格も、顔も良いわけでも悪いわけでもない、普通の中学三年生だ。
俺には彼女がいない、ただ、好きな子はいる、同じクラスの武知 若菜(たけち わかな)っていうカワイイ子だ、いつか告ろうと思ってるけどなかなかそんな勇気が出ない。
俺には親友もいる、東條 蔵司(とうじょう そうじ)っていう奴だ、そいつとはすげー仲が良くてよく遊んだりしてる、たまに恋の話をするのだが…あいつの話は役に立たないうえ、結局面白い話になってしまう、そんな奴だ。

「そろそろ、ガッコーに行くか」
ガチャ
「お?柳太じゃん?おーい柳太ー」
蔵司が手を振った
「ん?蔵司か、よー蔵司ー」
俺ん家と蔵司の家は向かいにあるから結構一緒に学校に行ったりするのだ。
テクテクテク…
「で、どうなの?武知とは?」
「はぁ?なにもねぇよ」
俺は顔が赤くなった
「あははは、そろそろ告れば?」
蔵司冗談交じりに言った
「!!!!ばっ馬鹿じゃねぇの!!!!」
「あっはははは」
蔵司は大笑いした
「朝っぱらから何言ってんだよ」
「でもさー武知もぜってーお前の事好きだろ、最近よく話してるの見るぞ、俺かなしーよ」
「何バカなこと言ってんだよ、んなわけねぇだろ」
俺は呆れ顔で言った
「うーん、男はアタックあるのみだぞ」
「バーカ…」
「おお、やべぇやべぇ、鐘が鳴るぞ」
「あ?ああ…」
タッタッタッタ…
「ふー、ギリセーフ」
「ああそうだな」
「あ、比嘉君と蔵司君だーおはよー」
「お、武知、おはよー」
「あ、おはよう」
「おーい!皆席に着けー」

まだ俺はあんなことが起きるとは思わなかったんだ、まさか…あんなことが起きるなんて…


コメント

たかりゅ 2012/05/02 20:38
2も作る予定ではいます

草冠 2012/05/02 22:22
小説でwはあり得ません

たかりゅ 2012/05/02 22:45
駄目ですかねwww

草冠 2012/05/02 23:56
こう言っちゃあなんですが
主人公の居場所が分からないのですよ
自分にはこう解釈されます
朝起きて起きた場所で学校に行くかと言ったら友人に見つかった。特に移動もせず友人と話していると超能力か何かで鐘が鳴ると分かる

何だか偉そうですけどこんな感じです。折れずに頑張ってください

たかりゅ 2012/05/03 08:29
う〜んもっと細かく書けばいいということですね
アドバイスありがとうございます

草冠 2012/05/03 12:00
最初からうまく書ける人なんて余り居ませんよ
だからといって自分はその少ない人だと思うのもダメです
まずは身近に起こった事を書いたらいいですよ
とにかく慣れです

たかりゅ 2012/05/03 14:26
じゃあもう少し勉強してきます
本当にありがとうございます


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