生き残りゲーム 　作：たかりゅ

「あ〜〜楽に金がもらえないかなぁ〜」
早野　武（はやの　たける）は20にもなってろくに仕事に就かず軽犯罪をしてはギャンブル、を繰り返すいわゆるダメ人間なのだ
「あ〜〜クソッ!!!負けちまった」
武はこうしてギャンブルに負けると腹いせに万引き、車上荒らしを繰り返しているのだ
「ふぁわ〜〜あ、ヒマだな〜」
ある日、武が散歩してると
「あ、武君」
「ん?誰ですか???」
武の目の前には黒い服を着た男たちが
「ちょっとついてきてくれないか？」
武は数名に腕を掴まれ連れて枯れそうになった
「ん、お、おいどこ連れてくんだよ、おい!!!」
武は振りほどこうとする
「くっ、暴れるな」
「やめろよ!!!クソｇ
ガスッ!!!
「ぐっ!!!ってぇ・・・」
武は黒い服を着た男に殴られ気絶してしまった



「ん？こ、ここはどこだ!!!確か変な奴らに気絶させられて…おい!!!誰か居るのか!!!おい!!!」
すると目の前にあるモニターから映像が出てきた
「やぁ武君、初めましてダネ♪」
「…誰だ？お前…」
「僕はこのゲームの支配者ダヨ♪」
「は？意味分かんねぇよ、説明しろよ」
「君は毎日が退屈で仕方ないだろう、ギャンブルで負けては車上荒らしや万引き、そんな退屈な世界を変えようと思っテネ♪」
「説明になってねぇよ」
「つまり君には勝てば億万長者、負ければ死、の命がけのゲームをやってもらうヨ♪」
「ッッ!!!バカか？負ければ死？んなことしていいのかよ!!!」
「ふふふ、かてばいいんだヨ♪第一君はこれから生きててもなにも楽しくないだロ？だからわざわざ作ってあげたんダヨ♪」
(確かに俺は毎日がｸｿみたいだった、フン、勝てばいいんだろやってやろうじゃねぇか)
「分かった、で何をするんだ？ここは何もない部屋みたいだが…」
「ウン、ここはあと1時間で爆発するんダ♪だからそこから脱出してネ♪」
「はぁ？そんな漫画みたいな…


ピッ
「なっスタートか!!!」


早野武、脱出スタート