中学一年の思い7 　作：モノ

悶絶している親玉にあいつを虐めてたな？　自分勝手に振る舞っていたな？　などと聞き、自分の口で何をしたのかしっかりと話させた。録音もばっちり。
最後にケータイを出すよう指示。ケータイを親玉から奪い取り、起きたAとBにも同じ事をやり、ついでに所持するケータイも回収した。
三人に暗くなる前に帰れと注意をする。注意をしたのに何故か慌てて三人そろって頭を下げた後、空き地から出ていった。
塀の裏でカメラを構えていた虐められっ子と合流し、ケータイの中身を確認する。
見事に虐められっ子が虐められていた証拠が次から次ぎへと出てきた。
虐められっ子に明日先生に報告と証拠の提出をすると告げる。最初はそこまで……と言っていた虐められっ子に奴等の高校進学を消せるかも知れないと告げると了解した。どうやら直接ではなく、時間差で効く毒の方が好きらしい。
自分が強かっただの証拠を揃え過ぎだの明日どう報告するなどと、たった今親友となった者と語らいあいながら帰路へついた。
…
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学校周辺の治安が良くなったり、学校が平和になって感謝されたのは別のお話。