中学二年の学校 　作：モノ

あの何だかよく分からない戦闘から一年たった。


あの後
三人は先生により何処かへ連れて行かれしばらく見なかったし、
自分の戦闘シーンを撮ったビデオを見た男子が『格闘、教えてくれぇ！』と、何故かやってきたり『貴様だな？』と、何故か先輩が勝負を挑んできたり（結果？　投げて終わりだが何だ？）して慌ただしくなったが、三学期が始まるとやがて飽きてきたのか（この頃に三人は戻ってきた）だんだん話す者は居なくなり、二年になった辺りに(震え上がる三人を除き)話す者は居なくなった。


新学期が始まり、数日後に事件が起きた。
授業が終わり、さて帰ろうかと思った矢先に謎の爆音が響いた。音の振動は窓を細かくかたかたと震えさせていた。
先生が特に慌てた様子もなく教室を出て廊下の窓に近づく。
やがて、お前に客だ。と先生に呼ばれた。
廊下の窓から外を見おろすと、なるほど。自分の姿を見るなり指をこちらに向けながら、いたぞー！。と叫んでる。
てかバイクうるさい。