放課後の教室 PART4  作:キョン

(筆者)「今回は七不思議調査の話です。どうぞお楽しみください」

ゼロ「で、何するんだ?」

とりあえず聞いてみた。

ハク「まず私が調べたものを発表するわ。まずはベートーベンね音楽室の」

ゼロ「あの血を流すってやつか?目から」

思うんだが、何でベートーベンの目から血が出るんだ?昔なんかあったのか?わかる方俺に教えてもらいたい。そして代わってもらいたいっ!!

ハク「そーそーそれね。あとは保健室に人が寝てるってやつと、理科室のガイコツが動き出すってやつとかね。あとは…」

ユキギク「あとは、音楽室のピアノが鳴るとか、プール用具入れが血塗れとか、気づいたら一人増えているとか、階段が一段増えているとかですよ。あとは…」

ゼロ「待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て、もういい、もういいから」

さすがオタクだ、詳しい。ほっとくと延々語りそうだ。この辺で止めとこう。

ユキギク「あらそう?」

変態だと自覚しているなら、自分で加減をしてほしいものだ。

ラン「ではまずは音楽室に行きませんか?二つもあるなら早く終わりますし」

めんどくさがってるのがひしひしと伝わってくるっ!!

ハク「そんなこと言っても、皆が知ってる全部のを見て回るんだから、あまり変わらないわよ?」

ゼロ「あぁ〜めんどくさ。ランと適当に茶ぁ濁してていいか?」

ハク「はぁ〜何いってんの?来たんだから全部付き合ってもらうわよ」

やばい!!バカーズが面白がりそうな話題だ。あいつらが喜びながらやると、ロクな事にならないんだっ!!!!

ゼロ「はぁ〜仕方ねぇなぁ〜……ん?」

少し視界に入ったユキギクを見たら、とてつもなくよだれを垂らしている!!!! 汚っ!!!!

ゼロ「おいユキギク、よだれ拭け。」

そう言いながらハンカチを渡そうとしたとき、「タラッ」

鼻血ぃぃぃぃぃぃぃ!!!! そこまで興奮してんのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! 度が過ぎるぞこいつ!!!!

即効でハンカチをしまい、ティッシュを渡した。

ユキギク「あっごめん」

そう言いながらティッシュを受けとったこいつは、鼻を押さえた。

コースケ&テン(今後バカーズ)「う〜ら〜や〜ま〜し〜い〜」

ゼロ「おわっ!なんだ?」

バカーズ「何でお前そんなに仲良くなってんだ〜。呪ってやる〜」

ゼロ「それはやめろっ。自殺未遂はまっぴらだっ」

などと話していると、もちろんあいつは許さない。

ハク「私もいるでしょうがぁぁ」

バカーズ「ぐっふぅ」

ありゃりゃあのボディブローは効くなー。

うんうん唸っているバカーズはほっとき、俺たちは調査を開始することにした。


コメント

3点 413 2009/10/04 21:06
やはりこのシリーズはおもしろいですね
鼻てか血ってユキギクすごいないろんな意味で

3点 2009/10/05 09:42
才能ありますね


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