もう一つの世界 第一話「謎の光」  作:413



第一話 「謎の光」

キーンコーンカーンコーン
授業の始まりをつげるチャイムが教室に鳴り響いた

「今日は金曜そして六限目つまり一週間の最後の授業、それがなんで英語!」

俺の名前は 村上友也
来年高校受験をひかえたただの中学生だ
しょっぱなから無駄に長い愚痴を言ったのは
俺の親友にして英語嫌いの 杉村雄介 
おしゃべりでたまにうっとうしい時もあるが気のいい、いい奴だ
五分経過
なかなか先生が来ないのでみんながぺちゃくちゃ話していると
普段とは違う先生が来た
「先生がお休みなので英語は自習をしていてください」
「よっしゃーー!」
「そこうるさい!」
代わりに来た先生に叱られて雄介はぶつぶつ小声で文句を言っている
その姿を見て俺が笑っていたら雄介が
「なんだ、俺なんか面白い事言ったか!」
と軽く怒った口調で聞いてきたので
「うん、いった」
と即答したら雄介がまたぶつぶつ言い出した
このまま見ていると爆笑してしまいそうだったので目をそらそーと窓の外を見たとき

「なんだあれ!!」

俺が外を見ると同時に少し遠くの山で小さかったが一瞬何かが数秒光り
そして消えていった
今まで見たことのないような不思議な光・・・
ふと視線を感じ回りを見渡すと
あまりの驚きに立ち上がってしまった自分に
クラス中の視線がそそがれていた
この気まずい空気の中、急いで雄介のもとへ走り
「ちょっときてくれ!」
と雄介の腕をつかみ半分強引に雄介を教室から連れ出した
玄関まで来たところで雄介が
「いきなりなんだよ、教室から連れ出したりしてさあ」
と言ったので俺が一部始終を説明すると
「しかたねえなあ」
とあっさりおれた
「え!そんなあっさりオーケー」
「なに、悩んでほしかったの?」
あまりの即答に困惑しながらも
「いや、そうゆうわけじゃないけど・・・」
と返答すると
「じゃあきっまりー!早く行こうぜ」
と、今度は雄介が友也の腕をつかみ
二人で(友也は引っ張られて)謎の光のあった場所へと向かっていった・・・







コメント

3点 おか 2009/06/24 17:46
学園ものかと思いきや、ufo見たいのが出てきてびっくりしました。続きが楽しみです。

3点 YADO 2009/06/24 18:34
初めての小説でここまで書けるなんて凄いですね(・ω・ノ)ノ
どうなるのか今後の展開に期待♪

あ・・・1つだけ言うと、後半の“友也が〜”や“友也の〜”を最初と同じ“俺が(の)”とかにしたほうがもっと読みやすいかなぁ、なんて感じました(^▽^*)

aaa 2009/06/24 21:06
お褒めの言葉やアドバイスなどありがとうございました!
友也の所はできるだけ直せるようがんばります!


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