もう一つの世界 第三話「異世界」 作:413
第三話 「異世界」
光に吸い込まれて気づいたら見たこともない場所って
流れ的にはここ完璧異世界かタイムトラベルだよな
友也が冷静に分析していると
後ろからまた変なうなり声がした
「さっきから何なんだよ、その変なうなり声!」
友也が勢い良く後ろを振り向くと
そこには一匹の変な生き物がいた
「太い腕!」
「短い足!」
「体毛で覆われた体!」
「腰ぐらいしかない大きさ!」
「くりくりした目!」
「そして二本の小さな角!」
何だ、この生き物?
よらずにうなり声上げてる時点で
警戒されていることは確実だが
まあこんな生き物がいる時点でタイムトラベルの可能性は消えたな
「あれ?そういえば雄介がいないな」
周りを見渡してみるが雄介の姿はない
「雄介も光に包まれていたからこっちに来てると思ったんだけどな〜」
こっちに来てからすでに十分はたっている
「まあ雄介なら大丈夫だろう」
雄介も心配だが
森林の中にいても何も始まらない
「おなかすいたな〜」
そういえば昼からなにも食べていない
「雄介からもらったガムでも食べるか」
腹の足しにはならないけど
気休めぐらいにはなるだろう
俺がガムを噛んでいると
さっきの変な生き物がこちらをじ〜と見ている
「なんだお前もほしーのか?」
俺がガムを投げると
一瞬警戒していたが起用に手にとって口に投げいれた
俺を真似してか、ちゃんと噛んでいる
「お前頭いいな〜」
俺が驚いていると
警戒をといたのか足元によってきた
「もうやらないぞ」
ガムをもらいにきたと思ったら
小川の下流を指差して歩き出した
「案内してくれるのか?」
一瞬うなずいた様に見えたが気のせいか?
その間にも変な生き物は先に進んでいた
「ま、まってくれよ!」
こうして下流に向けて出発した友也達の後を
一つの影が追っていった・・・
コメント
3点 YADO 2009/06/27 09:03
友也・・・めっちゃ冷静だΣ( ̄ロ ̄||)すげー!
その頭のいい変な生き物、うちにも来てくれないかな。
↑いや、ホントは怖い生き物だったらイヤだけど。笑
3点 おか 2009/06/27 18:23
変な生物の特徴多すぎだ〜。こっちまでなんかはらはらしてきたー。早く続き出ないかな^^